「高次脳機能障害支援者養成研修修了者」とは – 障害福祉事業の職種・資格 解説

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概要

高次脳機能障害支援者養成研修とは、高次脳機能障害についての知識を得ることやその障害特性を理解することで、高次脳機能障害の障害特性に応じた支援を実施できる、障害福祉サービス事業所等に従事する支援者を養成することを目的としています。

高次脳機能障害支援者養成研修には、基礎研修と実践研修があります。
基礎研修は、障害福祉サービスの新人や若手職員を対象に、高次脳機能障害者について理解し、日常的な支援方法を習得することを目的としています。
実践研修は、サービス管理責任者相談支援専門員などの経験者を対象に、多職種連携の重要性や支援の短期的な方向性(個別支援計画など)を立てる能力を養うことを目的としています。

実施主体

実施主体は都道府県。ただし、指定都市又は中核市(特別区を含む)で適切に実施できる場合には、を委託することができるとされています。
さらに、事業を適切に実施することができると認められる団体等に委託することもできるとされています。

対象者

  1. 障害福祉サービス事業所、相談支援事業所等において高次脳機能障害者の支援に従事する従業者
  2. その他、医療機関や行政機関の職員等、本研修の実施主体が認める者

研修内容

■基礎研修

講義360分
演習360分

■実践研修

講義400分
演習360分

関連サービス

事業種関連項目
生活介護高次脳機能障害者支援体制加算
施設入所支援高次脳機能障害者支援体制加算
自立訓練(機能訓練)高次脳機能障害者支援体制加算
自立訓練(生活訓練)高次脳機能障害者支援体制加算
就労移行支援高次脳機能障害者支援体制加算
就労継続支援A型高次脳機能障害者支援体制加算
就労継続支援B型高次脳機能障害者支援体制加算
共同生活援助高次脳機能障害者支援体制加算

関連加算等

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