障害福祉事業の「口腔衛生管理体制加算」とは?適用条件と注意点を解説!

目次

「口腔衛生管理体制加算」の概要

「口腔衛生管理体制加算」は、指定障害者支援施設などで入所者の口腔ケアをサポートするための制度です。
歯科医師または歯科衛生士が施設従業者に対し、月1回以上の頻度で指導を行うことにより、口腔ケアの質を高めることを目的としています。この制度を活用することで、入所者の生活の質向上や施設職員のスキルアップが期待できます。

対象サービス

算定要件など

  • 算定条件
    指定施設で、歯科医師または歯科衛生士が月1回以上、施設職員に技術的助言を行うことが必要です。

  • 技術的助言・指導内容
    口腔ケアの手技、評価方法、リスク管理、必要物品の整理などが含まれます。

  • ケア計画要件
    計画にはケア推進の課題、目標、具体策、施設と歯科医療機関の連携内容を明記します。

  • 留意点
    訪問歯科診療とは別時間で助言を行う必要があります。また、年1回以上の歯科検診の実施が望ましいとされています。

※詳細は報酬告示と留意事項を参照ください。

報酬告示と留意事項

報酬告示

※令和6年4月1日現在

30単位/月

指定障害者支援施設等において、歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、施設従業者に対する口くうケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行っている場合に、1月につき所定単位数を加算する。

参考:厚生労働省告示第523号

留意事項
  • 報酬告示第 9 の 12 の 2 の「口腔ケアに係る技術的助言及び指導」とは、当該施設における入所者の口腔内状態の評価方法適切な口腔ケアの手技口腔ケアに必要な物品整理の留意点、口腔ケアに伴うリスク管理、その他当該施設において日常的な口腔ケアの実施に当たり必要と思われる事項のうち、いずれかに係る技術的助言及び指導のことをいうものであって、個々の入所者の口腔ケア計画をいうものではない。
  • 入所者の口腔ケア・マネジメントに係る計画」については、以下の事項を記載すること。
    • 当該施設において入所者の口腔ケアを推進するための課題
    • 当該施設における目標
    • ウ 具体的方策
    • エ 留意事項
    • 当該施設と歯科医療機関との連携状況
    • 歯科医師からの指示内容の要点(当該計画の作成に当たっての技術的助言・指導を歯科衛生士が行った場合に限る。)
    • その他必要と思われる事項
  • 医療保険において歯科訪問診療料又は訪問歯科衛生指導料が算定された日の属する月であっても口腔衛生管理体制加算を算定できるが、従業者に対する口腔ケアに係る技術的助言及び指導又は入所者の口腔ケア・マネジメントに係る計画に関する技術的助言及び指導を行うに当たっては、歯科訪問診療又は訪問歯科生指導の実施時間以外の時間帯に行うこと。
  • 入所者の口腔機能の維持・向上のため、年 1 回以上を目安として、定期的な歯科検診(健診)を実施することが望ましい。

参考:障発第1031001号

加算の届出様式(厚生労働省)

実際の届出に際しては、指定権者の指定する様式にて届出してください。

出典:厚生労働省│障害福祉分野における手続負担の軽減(指定申請等の様式の標準化等)

Q&A

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まとめ

口腔衛生管理体制加算は、入所者の健康を守るだけでなく、施設全体のケア品質を高める重要な仕組みです。施設職員への専門的な指導を通じて、適切な口腔ケアの実践が可能となり、入所者の生活の質が向上します。
算定条件や計画作成の要件を正しく理解し、制度を効果的に活用することが重要です。

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