障害福祉事業の「退院・退所加算」とは?適用条件と注意点を解説!

目次

「退院・退所加算」の概要

退院・退所加算は、施設や病院を退所・退院する障害者や障害児が、新たに障害福祉サービスや通所支援を利用する際にスムーズに移行できるよう支援するための加算制度です。

この制度は、利用者の情報を共有し、支援体制を円滑に整えるために施設職員との面談や計画作成が行われた場合に適用されます。対象施設には、障害者支援施設や児童福祉施設、病院、少年院、更生施設などが含まれます。これにより、利用者が適切な支援を受けるための基盤を整えることが可能です。

計画相談支援:300単位/回(月3回を限度)
障害児相談支援:26単位/日

対象サービス

算定要件など

  • 適用条件:
    サービス開始に向けた情報共有や面談の実施。

  • 加算回数:
    退所期間中に最大3回まで加算可能(初回加算との重複不可)。

  • 記録の管理:
    面談内容や計画反映の記録を5年間保存。

  • 手続きフロー:
    面談 → 情報提供 → 計画作成 → 記録保存。

  • 留意事項:
    利用者の特別な配慮事項を計画に反映させること。

※詳細は報酬告示と留意事項を参照ください。

\遠隔地の場合、こちらの加算も算定できる可能性あり!/

報酬告示と留意事項

※令和6年4月1日現在

計画相談支援

300単位/回(月3回を限度)

障害者支援施設のぞみの園法第5条第1項に規定するのぞみの園をいう。)、児童福祉法第7条第1項に規定する児童福祉施設乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童心理治療施設及び児童自立支援施設に限る。)、生活保護法第38条第2項に規定する救護施設若しくは同条第3項に規定する更生施設(以下「障害者支援施設等」という。)に入所していた計画相談支援対象障害者等、病院等に入院していた計画相談支援対象障害者等、刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律第3条に規定する刑事施設少年院法第3条に規定する少年院若しくは更生保護事業法第2条第7項に規定する更生保護施設(以下「刑事施設等」という。)に収容されていた計画相談支援対象障害者等又は法務省設置法15条に規定する保護観察所に設置若しくは併設された宿泊施設若しくは更生保護法第62条第3項若しくは第85条第3項の規定による委託を受けた者が当該委託に係る同法第62条第2項の救護若しくは同法第85条第1項の更生緊急保護として利用させる宿泊施設(更生保護施設を除く。以下「宿泊施設等」という。)に宿泊していた計画相談支援対象障害者等が退院、退所等をし、障害福祉サービス又は地域相談支援(以下「障害福祉サービス等」という。)を利用する場合において、当該計画相談支援対象障害者等の退院、退所等に当たって、当該施設の職員と面談を行い、当該計画相談支援対象障害者等に関する必要な情報の提供を受けた上で、サービス等利用計画を作成し、障害福祉サービス等の利用に関する調整を行った場合同一の計画相談支援対象障害者等について、当該障害福祉サービス等の利用開始月に調整を行う場合に限る。)には、入所、入院、収容又は宿泊の期間中につき3回を限度として所定単位数を加算する(3の初回加算を算定する場合を除く。

障害児相談支援

26単位/日

 法第7条第1項に規定する児童福祉施設(乳児院、母子生活支援施設、児童養護施設、障害児入所施設、児童心理治療施設及び児童自立支援施設に限る。)若しくは障害者支援施設(障害者総合支援法第5条第11項に規定する障害者支援施設をいう。)に入所していた障害児、
病院等に入院していた障害児、
刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律第3条に規定する刑事施設、少年院法第3条に規定する少年院若しくは更生保護事業法第2条第7項に規定する更生保護施設(以下「刑事施設等」という。)に収容されていた障害児又は法務省設置法第15条に規定する保護観察所に設置若しくは併設された宿泊施設若しくは更生保護法第62条第3項若しくは第85条第3項の規定による委託を受けた者が当該委託に係る同法第62条第2項の救護若しくは同法第85条第1項の更生緊急保護として利用させる宿泊施設(更生保護施設を除く。以下「祝初施設等」という。)に宿泊していた障害児が退院、退所等をし、
障害児通所支援を利用する場合において、当該障害児の退院、退所等に当たって、当該施設の職員と面談を行い、当該障害児及びその家族に関する必要な情報の提供を受けた上で、障害児支援利用計画を作成し、障害児通所支援の利用に関する調整を行った場合(同一の障害児について、当該障害児通所支援の利用開始月に調整を行う場合に限る。)には、入所、入院、収容又は宿泊の期間中につき3回を限度として所定単位数を加算する(3の初回加算を算定する場合を除く。)。

参考:厚生労働省告示第523号

参考:障発第1031001号

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まとめ

退院・退所加算は、障害者や障害児が施設や病院を出て、新たに障害福祉サービスを利用する際の重要なサポート体制です。この制度を活用することで、利用者の情報が適切に共有され、支援計画がスムーズに立ち上げられるメリットがあります。

対象施設や手続き、加算の条件を正しく理解し、記録を適切に管理することで、この加算制度を効果的に活用できます。施設職員やサービス提供者が協力し、利用者にとって最適な支援環境を構築することが何より大切です。

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